ひやしれたす

たまに職業が違うキャラに対して　『～と～ってどっちが強いの？』
って質問を受けることがあるので、実際の数字以上に職業による差がどれだけ出るのか
実際の数値として残しておきたいと思います。(知っている方は今更な内容ですが)

まず、通常攻撃1000本ノックでもすればお気付きになるかと思いますが
職業ごとに通常攻撃の間隔と、基本クリティカル率が設定されています。

これはカードのATTACKの数値には反映されおりませんので、この隠しパラメータによって
同じATTACKのカードであっても、職業ごとに実際の数値以上の攻撃力に差が生じています。

◆戦士

基本クリティカル率	40%	実測39.8%(398/1000)
基本攻撃速度	1.5秒/1回

◆騎士

基本クリティカル率	0%	実測0%(0/1000)
基本攻撃速度	1.75秒/1回

◆弓手

基本クリティカル率	0%	実測0%(0/1000)
基本攻撃速度	2秒/1回

◆魔術

基本クリティカル率	0%	実測0%(0/1000)
基本攻撃速度	2秒/1回

◆僧侶

基本クリティカル率	0%	実測0%(0/1000)
基本攻撃速度	2秒/1回

上記のデータを下に元のパラメータ、武器パラメータ
敵ユニットの減算防御、除算防御が加味され最終ダメージが決まる訳です。

ちなみに、クリティカルダメージは1.5倍で、武器のクリティカル目盛りは1目盛り0.5%です。
武器の攻撃目盛りは最終ダメージに1目盛りにつき+10ダメージ。

武器によって底上げされますが、これはどの職業にもいえる事なので考慮しません。
(※昔と比べ、どの職も10/10/10クラスの武器が手に入るので武器による職業差は無い)

ベースとなるATTACKですが、無凸SSRのだいたいの平均値である6000をベースとして計算。
(アビを考慮しないSSRの基礎ATKの平均値の職業差は大体　戦士>弓手>魔法>騎士　です。)

◆基礎ATTACK 6000の場合の職業による攻撃力差(を表した数値を 仮に 戦闘力 とする)

・戦士
　6000　*0.6(10回に6回は通常打撃) + 6000 *0.4(残りの4回はCri) *1.5(Criダメ) /1.5(攻撃速度)
　4800 = (6000*0.6+6000*0.4*1.5)/1.5

　[理想]スキルアタッカー チェイン要員　チェイン要員 - ユリアナ　フィーナ
　6072 =  (6000*0.6+6000*0.4*1.5)*1.1*1.15)/1.5

 ・騎士
　6000 *1(基礎クリ0%) /1.75(攻撃速度)
　3428 = (6000*1)/1.75

　ユリアナ 騎士の結束 (A10%/D5%)
　ウェイン 騎士の結束 (A10%/D5%)
　ビエンタ 戦術指揮(A10%/D5%)
　フィーナ 義勇軍への声援(A15%/D10%)

　[理想]スキルアタッカー　チェイン要員　ユリアナ　ウェイン - ビエンタ　フィーナ
　5247 = (6000*1*1.1*1.1*1.1*1.15)/1.75

 ・魔/弓
　6000 *1(基礎クリ0%) /2(攻撃速度)
　3000 = (6000*1)/2

　フィリアナ - カリスマによる戦略　(A5%)
　3150 = (6000*1*1.05)/2

　オネット - オートマタシミュレート(A10%/D10%)
　3300 = (6000*1*1.1)/2

　ビエンタ - 戦術指揮(A10%/D5%)
　ユリアナ - 王家の風格(A10%D10%)
　フィーナ - 義勇軍への声援(A15%/D10%)

　[理想] スキルアタッカー　チェイン要員　チェイン要員　オネット - ユリアナ フィーナ
　4174 = (6000*1*1.1*1.1*1.15)/2

◆総括
ATKが同じという限定状況においても、平常時において職業の差はこんなにも開く
4800(1.6倍)　3428(1.14倍)　3000(1倍)

また、戦士はサブ2人のみでメインパーティの選択の幅を残したまま6072まで戦闘力を
あげる事が可能なのに対し、騎士や弓手は結束系アビリティでPTの幅を狭めた上でも
5247/4174と戦士に追いつく事は無い。(※繰り返すが、これはATKが同じだと仮定した場合です)

さらに現実的には、アビを考慮しないSSRの基礎ATKの平均値の職業差は
戦士>弓手>魔法>騎士に収まるようにデザインされている為に、実際の戦闘力は
攻撃力8000の戦士と攻撃力7000の騎士では6400(戦士1.6倍)/4840(2結束-1.21倍)/4000(1倍)
もの差が生じる事になっている。

結局何がいいたいかって言うと、
同じステータスでも元々1.6倍差がつくデザインなのに
なんで基礎ステータスの平均値にさらに差をつけて戦士優遇されてるの？

高HP状態への毒ダメージの寄与を考えるとジャファールさんは
高倍率(１マナ６倍)捨ててでも初発にぶち当てたほうが良いような気がしてきた。
もちろん毒重複は意味ないから、２週目以降はフィニッシャーとして使えるけど
毒ダメージを完全に考慮しない場合はディードがダメージ逆転するからサブアタッカーになるな...

あまり話題にならないジャファールさんをやたら押している理由のひとつとして
１マナ高倍率に加え、スキルに確定毒の付与の存在があります。

毒ダメージは、高HPの対ボス戦に特に効果を発揮する素晴らしい状態異常なのですが
ここでは、あまりしられていないチェンクロの毒について解説しておこうかと思います。
そしてこのblogやTwitterで何度も言ってますけど、騎士の単体フィニッシャーとしては
ディードなんかよりよっぽど強いジャファールさんをガンプッシュしていこうと思うよ！

騎士単視点による、役割別の騎士アルカナ評価です。
(混成PTでは評価が大きく変わる場合があります<特に他職の類似スキルを持つアルカナ>)